木曜診療の歯科医院がおこなう食育指導

名古屋市港区のくりさき歯科・こども歯科です。
歯科医院は「食べる」ための器官であるお口の診療をしています。
患者さまに食生活のアドバイスを通じてお口の健康、さらにはお身体の健康を維持していただきたいとの考えから、管理栄養士が在籍しています。
また、木曜を休診とする歯科医院が多い中、当院は木曜も診療していますので、いつでもお口のトラブルに対応することが可能です。
当院では、かねてから小児歯科に力を入れています。
幼児期に歯医者さんで嫌な思いをしたために、歯医者嫌いになってしまった方もいらっしゃると思います。
歯医者嫌いになってしまうと、歯が痛くなっても通院をためらってしまい、お口の中の状態がどんどん悪くなってしまいます。
このようなことを防ぐために、当院では小さいうちから歯医者に行くことを好きになってもらうための取り組みを行っています。
歯医者さんを好きになることで、生涯健康なお口を維持していただくことが私たちの目標です。
当院の管理栄養士はその一環として、お子さまの食育指導を行っています。
お口の健康は、歯磨きなどのケアだけではなく、食事の内容や時間などにも左右されます。
お口のためによい食材やおやつのとり方などを、お子さまや保護者の方にお伝えして、お子さまのお口の健康を食事から支えていきます。
当院は、2020年4月に日本栄養士会から認定栄養ケア・ステーションの認可を受け、「認定栄養ケア・ステーション ごはんのおとも」を開設しました。
認定栄養ケア・ステーションとは、2018年度から日本栄養士会がスタートした認定制度で、認定された事業者は地域の皆さまが栄養ケアの支援・指導を受けることのできる拠点として活動を行います。
当院の「認定栄養ケア・ステーション ごはんのおとも」では、現在までに離乳食教室を開催しました。
月齢ではなく口腔機能の発達度合いで考える調理方法や、食器やスプーンなどの選び方、食べさせ方などを実際に体験していただきながらご説明しています。
※コロナ禍において、まだ思うように活動ができていませんが、今後は食育教室や、医療的ケア児の食事教室なども開催していく予定です。
食事は人の身体をつくるための基本です。
とくに成長過程のお子さまの食事は、その後の長い人生でいかに健康に過ごすかを決める、非常に大切なものです。
当院では、その食事を身体に取り込むためのお口の健康と、何をどう摂取するかの食育という2本柱で地域のお子さまの健やかな成長をお手伝いしていきます。

くりさき歯科・こども歯科
医院名 | くりさき歯科・こども歯科 |
---|---|
院長 | 栗崎 新也 |
住所 | 〒455-0843 愛知県名古屋市港区錦町2-20 |
電話番号 | 052-381-5975 |
URL | https://www.kurisaki-dental.jp/ |
診療内容 | 一般歯科・小児歯科、マウスピース型矯正、障がい者歯科、口腔外科、歯科訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション、予防歯科など |
概要 | 「徹底した衛生管理、最期まで美味しく安全に食事サポート、お子様が安心できる名古屋市港区、稲永駅徒歩5分の歯科・歯医者【くりさき歯科・こども歯科】地域のかかりつけ医として、地域に密着した唯一無二の歯科医療を行ってまいります。 |
くりさき歯科・こども歯科における感染予防対策
こんにちは。くりさき歯科・こども歯科の栗崎です。
昨日のブログにも書きましたが、厚労省の事務連絡を遵守し現在、自粛診療を行っています。
今日は当院での感染予防対策をお伝えします。
歯科は唾液、血液等に接触する機会が多い環境のため、従来から、感染予防対策をしっかりと行っている環境ですが、今般の新型コロナウイルスの感染拡大において、更に感染予防対策を充実させました。
以下に当院での感染予防対策を記載しますのでご参照ください。
1. 受付にはアクリル板のパーテーションを設置し、患者様と受付スタッフ間での感染リスクを低減させるようにしております。
2. 待合室のソファ、ドアノブは随時アルコール消毒を行なっています。
3. 待合室、診療室には始業から終業まで次亜塩素酸水噴霧器による室内除菌を行っています。
4. 待合室の雑誌、キッズスペースのオモチャは撤去いたしております。
5. 診療室で使用する器具は超音波洗浄、薬液消毒、高圧蒸気滅菌を行なっています。
6. 歯の切削時、被せ物の調整時には唾液、血液、粉塵を口腔外バキュームを用いて吸引しています。エアロゾルの吸引を行なっています。
7. グローブ、紙コップ、エプロンは患者様ごとに交換しています。
8. 来院される患者様、付き添いの方には来院時に問診表の記入、体温測定をお願いしています。
9. 歯を削るドリルは特殊な機器により内部まで殺菌を行い、患者さまごとに交換しています。
10. 院内は換気を行い、密な環境にならないよう心がけています。
11. スタッフの体温測定、健康管理を行なっています。
12. スタッフにはフェイスシールドを着用させています。
新型コロナウイルス感染拡大による診療自粛のお知らせ
特措法に基づく緊急事態宣言をうけ、患者様やスタッフ、またそのご家族の方の安全と安心を第一に考え4月17日(金)より5月6日(水)まで自主的に診療自粛(緊急性の高い治療のみ行う)を行います。
この期間に診療を行うのは厚労省の事務連絡を遵守し、下記の3つに該当する場合のみです。
1. 痛みや腫れなどがあり緊急を要する場合
2. 被せ物や入れ歯、矯正器具が作製途中であり、正常な食生活を送るためにも延期しない方が良い場合
3. 1と2以外で診療が必要と当院が判断した場合
また、下記に該当される方は上記の場合においても診療の延期をお願いします。
風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(咳、呼吸苦)がある
14日以内に渡航歴がある
新型コロナウィルス感染症の方および感染症検査を行なっている方と濃厚な接触があった
嗅覚、味覚に違和感がある
離乳食協会開催のお知らせ
こんにちは。
くりさき歯科・こども歯科の栗崎です。
昨年より、当院に在籍する管理栄養士と計画を始めた「歯科医院ならではの離乳食教室」の開催が大詰めとなってまいりました。
通常の離乳食教室は離乳初期、中期、後期と月齢による分類が中心となっていますが、当院で行う離乳食教室は、口腔機能の発達に応じた離乳食の進め方を中心に教室を開催する予定でいます。
妊娠中のプレママ、赤ちゃんを育てているお母さんを対象にお口の機能の発達を勉強しながら、楽しく離乳食教室を行いたいと思っています。
ご参加お待ちしています。
認定栄養ケアステーションの開設に向けて
名古屋市港区の皆さんこんにちは。
くりさき歯科・こども歯科の栗崎です。
当院では、栄養の専門職である管理栄養士が在籍しております。
管理栄養士が在籍している歯科医院はまだまだ少ないと思いますが、「食べる」ことに関係が深い歯科医院には欠かせない専門職だと考えております。
日本栄養士会が2018年よりそれぞれの地域における栄養の拠点として認定栄養ケアステーションの設置に取り組んでおります。
それに基づいて、名古屋市港区の栄養の拠点として当法人では認定栄養ケアステーションの開設に向けて現在、書類申請をおこない、認可を待っています。
認可が降りれば来年の4月より認定栄養ケアステーションとして活動を行うことが可能となります。
実際にどのような活動を行うかというと、以下に示す内容を考えています。
① 栄養相談、栄養指導
② 離乳食教室
③ 食育教室
④ 嚥下調整食教室
⑤ 訪問栄養指導(訪問診療を必要とする方)
⑥ 介護職、医療職向けの研修会
⑦ 特定保健指導(メタボリックシンドローム指導)
認可が降りた際にはこのブログにてご報告させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本障害者歯科学会認定医取得
名古屋市港区のみなさん、こんにちは。
港区稲永で歯科診療を行なっている栗崎です。
9月29日に東京歯科大学にて日本障害者歯科学会認定医試験を受験して参りました。
障害者歯科とは歯科の中でも特に専門性が高い分野で、身体障がい、精神障がい、知的障がい等のスペシャルニーズを持つ患者さんを対象とした歯科診療科となっております。
私は、大学卒業後、大学病院の麻酔科、障害者歯科で研修を積み、大学病院を退職後は現在に至るまで名古屋市歯科医師会が運営す障害者歯科センターにて障害者歯科医療に従事して参りました。
この度、日本障害者歯科学会認定医試験に合格いたしましたので、この場を持ってご報告いたします。
認定医となったから、何か日常の診療において変化がある訳ではありませんが、安心して治療を受けていただく事ができると思っております。
現在、日本には約10万人の歯科医師が登録されていますが、日本障害者歯科学会の認定医を取得している歯科医師は約1300人に留まっております。
それだけ、厳しい条件をクリアしないと取得できない資格ということです。
今後も、障がいをお持ちの患者さん達が安心して受診できるよう努めてまいりたいと思います。
小児歯科に楽しく通うには?モデリング法とカウント法を使ったトレーニング
皆さんこんにちは。
くりさき歯科・こども歯科です。
歯医者に通院するときにお子様が泣いてしまうこともあるかと思います。
なぜ、お子様は歯医者を怖がってしまうのでしょうか。
食べることやトイレのトレーニングが必要なように、小児歯科に楽しく通うには、お子様のトレーニングが大切です。
そこで当院では、いくつかのトレーニングを行うことで、お子さまに楽しく歯科治療を受けてもらえるよう努めております。
当院が取り入れている「行動調整法」を中心に、お子様の歯医者トレーニングについてわかりやすくご紹介しますので、小児歯科受診の参考にしてください。
トレーニングの1つ「行動調整法」とは?
お子様に歯医者トレーニングをする時に採り入れている歯科治療における「行動調整法」とは、歯科治療を上手に受けるための訓練です。
歯科医院という普段と違う場所で不安に思ってしまったり、お口の中を人に触られることが怖い、という理由で治療が難しいお子様もいらっしゃいます。
お子様が落ち着かないときに、行動調整法で訓練を行うことによって、上手に歯科治療を受けられるようになります。
行動調整法は3種類
当院で取り入れている行動調整法は3種類です。
- カウント法
- モデリング法
- TEACCH法
この記事では、カウント法とモデリング法に則ったトレーニングについてお話します。
行動調整法の「TEACCH法」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
カウント法で歯科治療のストレスを軽減するトレーニング
歯科治療にはストレスがつきものです。お口の中に手を入れられ、歯を削られるなど、痛みや不快感を伴います。
そこで「カウント法」と呼ばれる行動調整法を実践して、お子さまのストレスが少しでも減るように工夫します。
具体的には、治療の間に10を数えることで、先の見通しを立たせる方法です
辛いことが「いつまで我慢すればいいのかわからない」というのは、非常に大きなストレスですよね。
「あと少し頑張れば治療が終わる」というカウント法を使ったトレーニングを通じて、お子様自身が頑張ろうと思えるようになると歯科治療に伴うストレスが軽減されます。
モデリング法は上手に治療を受けられる子を見本としたトレーニング
行動調整法を使ったトレーニング方法のひとつに「モデリング法」というものがあります。
これは歯科治療を上手に受けているお子さまを見本としてもらうことで、治療に対するモチベーションアップにつなげます。
「あの子のようにやれば上手くできる!」という自信がもてるようになり、歯科治療が苦痛ではなくなってきます。
親ができるトレーニングはお子様を褒めてあげること
お子様が楽しく小児歯科に通うために、親御さまが積極的にできるトレーニングもあります。
それは、お子様を褒めてあげることです。
歯科治療を楽しく受けてもらうようになるには、歯科医師や親御さまがたくさん褒めてあげることが大切です。
当院では、1つの処置が終わるごとに「よく頑張ったね」としっかり褒めるようにしております。
親御さまも、治療や予防、歯の定期検診を頑張ったお子様をたくさん褒めてあげてください。
褒めることは、お子様に「歯医者に行くこと」に対しての自信を持たせてあげるトレーニングです。
その他、行動調整法には、1回の治療を終えるごとにシールやおもちゃを与えるなどの方法などもあります。
くりさき歯科・こども歯科の取り組み
行動調整法をはじめ、当院では小児歯科の治療にこだわりを持って取り組んでいます。
- 嫌がったら無理やり治療をしない
- 歯をむし歯から守る予防
- 食事やおやつなどの栄養指導
当院では嫌がるお子様に無理やり治療を行うことはありません。
また、むし歯の治療を極力行わなくて済むように、歯をむし歯から守る予防歯科にも力を入れています。
むし歯の原因の1つに、食事やおやつの食べ方がありますが、どんなおやつを食べたらいいのかお悩みの方はご相談ください。
当院では、むし歯予防につなげるための栄養指導も行っています。
お子様に楽しく歯医者に通っていただけるよう、できるだけむし歯を予防してあげてください。
障がいをお持ちのお子様の治療について
当院には、障がいをお持ちのお子様の治療も行えるように体制を整えています。
行動調整法(トレーニング)も取り入れ、経験豊富な看護師が緊急時に対応可能です。
また、麻酔科の勤務経験がある医師が「全身麻酔」「静脈内鎮静法」を使った治療も行っています。
医療保険や医療福祉費支給制度などがお使いいただけますので、ハンディキャップによって歯科治療が難しいお子様の治療もご相談ください。
当院では、お子様の状態、お気持ちに寄り添いながら治療を進めてまいります。
当院での治療が難しい場合は、提携している名古屋歯科保健医療センター(障がい者歯科センター)へのご紹介も可能です。
まとめ
今回は、行動調整法のカウント法とモデリング法についてお話ししました。
大人でも歯医者が苦手というケースはありますが、子どもの頃から楽しく歯科治療を受けることができれば、少しは苦手意識を抑えることができます。
むし歯を直すために必要な処置といえど、もともと苦痛である処置を、お子様に「楽しいもの」と感じてもらえるようになるには、いろいろな配慮や工夫が必要です。
すぐに「歯医者さん楽しい!大好き!」となるお子様はなかなかいらっしゃらないかもしれませんが、当院の小児歯科では、お子様のトレーニングを地道に行ってまいります。
歯科治療を苦手とされているお子さまは、いつでもお気軽にご来院ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご予約はWEB、またはお電話でお取りいただけます。
初診の方でもWEB予約が可能ですが、お急ぎの方はお電話でお問い合わせください。
くりさき歯科・こども歯科
医院名 | くりさき歯科・こども歯科 |
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院長 | 栗崎 新也 |
住所 | 〒455-0843 愛知県名古屋市港区錦町2-20 |
電話番号 | 052-381-5975 |
URL | https://www.kurisaki-dental.jp/ |
診療内容 | 一般歯科・小児歯科、マウスピース型矯正、障がい者歯科、口腔外科、歯科訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション、予防歯科など |
概要 | 「徹底した衛生管理、最期まで美味しく安全に食事サポート、お子様が安心できる名古屋市港区、稲永駅徒歩5分の歯科・歯医者【くりさき歯科・こども歯科】地域のかかりつけ医として、地域に密着した唯一無二の歯科医療を行ってまいります。 |
小児歯科で受けるむし歯予防処置
皆さんこんにちは。
くりさき歯科・こども歯科です。
小児歯科では、お子さまの大切な歯をむし歯菌から守るために、いろいろな予防処置を実施しております。
今回はそんなむし歯の予防処置法について詳しくご紹介します。
小児歯科では、歯の痛みや歯茎の異常などを改善するための処置だけではなく、予防管理や栄養指導も行っております。
例えば、高濃度のフッ素を歯の表面に塗布する処置は、歯を強くすることでむし歯の予防に役立てます。
市販されている歯磨き粉の多くにもフッ素が配合されていますが、歯科医院で使用するフッ素はそれよりも濃度が高く、むし歯予防効果も非常に高くなっています。
お子さまの歯は、大人の歯よりもむし歯にかかりやすい傾向がありますので、積極的にフッ素塗布を受けることをお勧めします。
お子さまの歯には、むし歯になりやすい場所となりにくい場所とがあります。
例えば、下の前歯というのは、表面の凹凸が少ないですし、唾液による自浄作用が働きやすいため、よほどのことがない限り虫歯にはなりません。
一方、奥歯の噛む部分というのは、非常にデコボコとしていますよね。
あのデコボコを専門的には「小窩裂溝(しょうかれっこう)」と呼んでおり、食べかすなどがたまりやすい場所としても有名です。
そんなデコボコをレジンで埋めてしまう処置が「シーラント」です。
ペースト状のレジンを歯の溝に流し込んで、光で固めます。
すると、歯の表面がツルツルとなって汚れがたまりにくくなるのです。
このように、小児歯科で受けるむし歯の予防処置というのは、フッ素塗布とシーラントが代表的です。
その他、必要に応じてブラッシング指導を行ったり、歯のクリーニングを実施したりすることで、さらにむし歯になりにくいお口の環境を整えていきます。
子どもの歯から大人の歯へと生え変わる大切な時期だけに、むし歯予防は徹底することをおすすめします。
当院ではそのサポートができるよう、最大限の努力をいたします。
くりさき歯科・こども歯科
医院名 | くりさき歯科・こども歯科 |
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院長 | 栗崎 新也 |
住所 | 〒455-0843 愛知県名古屋市港区錦町2-20 |
電話番号 | 052-381-5975 |
URL | https://www.kurisaki-dental.jp/ |
診療内容 | 一般歯科・小児歯科、マウスピース型矯正、障がい者歯科、口腔外科、歯科訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション、予防歯科など |
概要 | 「徹底した衛生管理、最期まで美味しく安全に食事サポート、お子様が安心できる名古屋市港区、稲永駅徒歩5分の歯科・歯医者【くりさき歯科・こども歯科】地域のかかりつけ医として、地域に密着した唯一無二の歯科医療を行ってまいります。 |
小児歯科は何歳から何歳まで通う?当院では0~12歳までが目安
皆さんこんにちは。
くりさき歯科・こども歯科です。
当院には、大人の患者さまが通われる一般歯科の他に、「小児歯科」という診療科を設置しております。
その名の通りお子さまが通う診療科ですが、何歳から何歳まで受診していいのか特に聞いたことはないですよね。
実は、小児歯科に通ってもいいとされる年齢は明確に決まりはなく、歯科医院ごとに目安は異なります。
そこで今回は、「小児歯科に通うお子さまの年齢」について保護者の皆様の疑問を解決するために詳しくご紹介します。
小児歯科にはいつから通い始めるもの?0歳からOKです
小児歯科では、むし歯といった具体的な病気の治療はもちろんのこと、お子さまの歯や顎の骨の発育の観察や治療、栄養指導、歯磨き指導などを行う診療科です。
歯が生え始める時期は個人差があるため「何歳から通い始めるもの」という厳密な決まりはありません。
当院では、生まれた時から生えている「先天歯(せんてんし)」が原因で、赤ちゃんの哺乳に困っている、というケースでも受診を受け入れております。
つまり、0歳から小児歯科に通っても良いのです。
ご心配であれば、通院前に「0歳ですが診察してもらえますか?」と確認してみましょう。
お子様が歯科治療になれていない場合、受診した当日に治療ができないこともありますので、むし歯ができてから受診するより、むし歯の予防を目的に通院を始めましょう。
すべての乳歯が生え揃う2~3歳頃までに、一度小児歯科を受診されることをおすすめします。
小児歯科にはいつまで通っていいの?
小児歯科は、通い始める時期だけではなく、一般歯科へと切り変える時期も厳密には決まっていません。
「中学生になっても、高校生になっても小児歯科に通ってOK」とする歯科医院もあり、歯科医院によって、小児歯科卒業の時期は大きく異なってきます。
また、小児歯科に通う目安は、年齢も大切ですが、お子様の歯の状態を目安にすることもできます。
- 小学生(12歳頃)→12歳臼歯が生える
- 高校生(18歳頃)→親知らずが生え始める
当院の小児歯科は12歳までが目安
当院では、「12歳臼歯」と呼ばれる奥歯が生えてきたら、小児歯科を卒業という形をとっています。
この奥歯が生えることで、永久歯がほぼ生え揃うからです。
とはいえ、歯の萌出や顎の発育には個人差がありますので、実際はケースバイケースで対応するようにしております。
患者さまの希望であれば、それよりも長く小児歯科を受診し続けることも可能です。
当院の小児歯科で取り入れている行動調整方法
当院の小児歯科は、小さなお子様や歯医者が怖いと感じてしまうお子様でも通いやすくなるように、行動調整法を取り入れています。
TEACCH法
お子様に、「これからどのような治療を行うか」「どのような器具を使うのか」などを、一つ一つ丁寧に説明することで、歯医者さんに慣れてもらうトレーニング方法です。
カウント法
歯医者に不慣れなお子様にとって「いつ終わるかわからない治療」はストレスになることもあります。
カウント法は、時間の見通しがわかるようにする行動調整法の1つです。
治療中に10を数えて先の見通しを持たせ、お子様のストレスを軽減します。
モデリング法
モデリング法は名前の通り、上手にできているほかのお子様の治療風景を見せる行動調整法です。
治療から逃げてしまうことや、口を開けないなどの不適応行動を減らしていきます。
発育の段階にもよりますが、早いお子様は2歳ごろから行える行動調整法です。「あの子のようにやれば上手にできる!」という自信も生まれやすくなります。
歯医者が初めてで不安に感じるお子様、じっとしているのが苦手なお子様など、名古屋市港区はもちろん、近隣にお住いの小さなお子様のかかりつけの歯医者としてご来院ください。
まとめ
小児歯科は何歳から通い始めて、何歳には卒業しなければならない、という明確なルールはありません。
小児歯科に通う年齢は、当院では0歳~12歳頃までを目安にしていますが、中学校を卒業する15歳まで、高校卒業の18歳までなど、歯科医院によって異なります。
とにかく、お子さまのお口の粘膜や歯に何らかの異常や不安を感じたら、まず当院の小児歯科までご相談ください。
何らかの処置が必要なこともありますし、予防管理や栄養指導で対応できることもあります。
お子さまのお口の中は、大人とは少し異なるため、専門的な診療が必要となります。当院をはじめ、小児歯科がある歯科医院をお選びいただくことをおすすめいたします。
くりさき歯科・こども歯科
医院名 | くりさき歯科・こども歯科 |
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院長 | 栗崎 新也 |
住所 | 〒455-0843 愛知県名古屋市港区錦町2-20 |
電話番号 | 052-381-5975 |
URL | https://www.kurisaki-dental.jp/ |
診療内容 | 一般歯科・小児歯科、マウスピース型矯正、障がい者歯科、口腔外科、歯科訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション、予防歯科など |
概要 | 「徹底した衛生管理、最期まで美味しく安全に食事サポート、お子様が安心できる名古屋市港区、稲永駅徒歩5分の歯科・歯医者【くりさき歯科・こども歯科】地域のかかりつけ医として、地域に密着した唯一無二の歯科医療を行ってまいります。 |
どんな人が障がい者歯科を受診するの?
皆さんこんにちは。
くりさき歯科・こども歯科です。
テむし歯であれば一般歯科、歯並びの治療であれば矯正歯科といった具合に、歯科の診療科の選択で迷うことはそれほどありませんよね。
けれども、「障がい者歯科」ともなると話は変わってきます。
かなり重たい障がいがなければ受診してはいけないようなイメージを持たれている方も少なくないかもしれません。
そこで今回は、どんな方が当院の障がい者歯科を受診されているのかについて詳しくご紹介します。
精神遅滞や精神障がいなどがあって、診療チェアに落ち着いて座っていられない人には、障がい者歯科での診療がおすすめです。
一般の歯科では、待合室あ診療室などで暴れたり、騒いだりしてしまい、なかなか通院できないという方もいらっしゃるかもしれません。
その結果、むし歯や歯周病などが悪化するのは良くありませんので、ぜひ当院までご相談ください。
自閉症などをお持ちの方で、どのような症状があるのかをご自身で説明できなかったり、治療の必要性を理解しにくかったりする場合も、障がい者歯科への受診をおすすめしております。
当院では、自閉症や知的な遅れがある患者さまへの対応に慣れておりますので、ゆっくり時間をかけて、問診を始めとした診査を実施してまいります。
歯科医師の指や診療器具などがお口の中に入った途端、嘔吐反射が誘発されてしまう方がいらっしゃいます。
これは体に備わった機能であるため仕方のないものなのですが、その結果、歯科治療に対して極度の恐怖心を持ってしまうことも多々あります。
そういった方には、笑気麻酔や静脈内鎮静法なども検討しつつ、リラックスした状態で歯科治療を受けられるよう配慮いたします。
このように、障がい者歯科を受診される方というのは、一般歯科を継続的に通院することが困難となっているケースが多いです。
それだけに、お口の中の衛生状態も悪くなっているため、できるだけ早い段階でしっかりとした治療を受けることが大切です。
当院の障がい者歯科では、そのお手伝いをさせていただけたら幸いです。
くりさき歯科・こども歯科
医院名 | くりさき歯科・こども歯科 |
---|---|
院長 | 栗崎 新也 |
住所 | 〒455-0843 愛知県名古屋市港区錦町2-20 |
電話番号 | 052-381-5975 |
URL | https://www.kurisaki-dental.jp/ |
診療内容 | 一般歯科・小児歯科、マウスピース型矯正、障がい者歯科、口腔外科、歯科訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション、予防歯科など |
概要 | 「徹底した衛生管理、最期まで美味しく安全に食事サポート、お子様が安心できる名古屋市港区、稲永駅徒歩5分の歯科・歯医者【くりさき歯科・こども歯科】地域のかかりつけ医として、地域に密着した唯一無二の歯科医療を行ってまいります。 |