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食べるための動きは、5歳ごろまでに身につくといわれています。なお、それまでに食べる動きを習得しなければ、食べる機能を身につけるのが生涯難しくなるとも言われています。
とはいえ、生まれ持った障がいや長期入院などの影響で「食べる機能」「食べる口の発育」が遅れることもあります。
食べるための動きが身についていないと、飲み込んでも気道に入り込んでむせたり、十分に噛まずに飲み込むため、喉に詰まりやすくなります。
食事のたびに、むせたり喉に詰まらせてしまうと、食べることがつらく感じてしまうことがあります。食べると苦しくなるから、と食べたがらないお子様もしばしばいらっしゃいます。
当院ではこうしたお子様を対象に、「食べるためのお口作り」「食べるためのお口の機能の獲得」をめざした訓練や指導を行っています。
初めに、お子様のお口の状態について詳しく調べます。
問題点を確認したら、改善をめざした治療計画を立てます。
治療計画にご納得いただけたら、訓練や指導に進みます。まずはリラックスした雰囲気で普段通りに食事していただきます。お子様の状態に合わせて食事指導や摂食訓練などを保護者の方にご提案するなど、しっかりと食事が取れるようにサポートいたします。
当院では他職種との連携にも力を入れ、チームを組んでお子様の治療にあたっております。例えば栄養状態に不安があるお子様の場合は、栄養士と提携を取って対応することができます。
また、当院院長は摂食嚥下リハビリテーションの基本的な事項と必要な技能を習得していることを示す日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士です。そのため、必要に応じて日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の院長、看護師、管理栄養士などとも連携し、専門的な知識を生かして診療にあたります。
さらに、当院併設の栄養ケアステーションと連携した対応も可能です。
当院で受診いただくのが難しい患者様を対象に、訪問摂食指導も行っています。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
飲み込んで食べるのが苦手な方は、食べることを敬遠しがちになります。その結果、病気につながる可能性もあります。
くりさき歯科・こども歯科では、お子様の飲み込み機能の改善もフォローして、しっかり食べられるようにサポートいたします。
「ごはんを食べることがつらい」と感じていたお子様が、「ごはんがおいしい」と笑顔で食べられるようになる日常を、ご一緒に作っていきましょう!
わからないこと、気がかりなことがありましたら、くりさき歯科・こども歯科までお問い合わせください。