発達障害のお子様がスムーズに歯科治療を受けるには?事前にできる3つの工夫
こんにちは。
名古屋市港区の「くりさき歯科・こども歯科」です。
お子様の特性によって個人差がありますが、発達障害をお持ちのお子様を歯医者に連れて行くのは、困難なことが多いのではないでしょうか。
嫌がるあまり、パニックになったり暴れてしまったりする場合もあるでしょう。
当院は、障がいのある方の歯科治療を行っており、あらゆる方が適切な歯科治療を受けていただけるような配慮を行っています。
今回は、障がいをもつお子様もできるだけスムーズに歯科治療を受けられるよう、歯医者に行く前にご家庭でできる工夫をお伝えします。
【工夫1】前もって歯医者とは何かを伝えておく
発達障がいのお子様は、知らない場所が苦手ということが多くあります。
歯医者のイメージを具体的に得られるように、「歯医者とは何をするところか」を伝えておきましょう。
事前に絵本を読んであげるのもおすすめです。
子ども向けの歯医者の絵本の中でも、「むし歯のばい菌をやっつける!」「お口がキレイになって気持ちがいい」などの、前向きでプラスのイメージを持てるようなものを読んであげてください。
【工夫2】歯科治療の流れを説明しておく
スケジュールの見通しが立てられないことが、パニックの原因になるケースもあります。
どのような流れで治療が進むのか、前もって治療の流れを尋ねてみてもいいでしょう。
「診察室に入る」「診察台に近づく」など、小さなことでも一つずつ褒めながらできることを少しずつ増やしていきましょう。
【工夫3】歯科医院にお子様の特性を伝えておく
お子様がスムーズに歯科に通院を続けられるよう、前もってお子様の障がいの特性などをお知らせください。
・どのような支援が必要か
・どのようなことが苦手か
・歯科治療の経験の有無など
などの情報を事前に得ることで、スタッフ一同、お子様に寄り添った対応を行えるよう努めさせていただきます。
お気持ちに寄り添った治療を行いますのでお気軽にご相談ください
障がいをお持ちの10代以下のお子様が、歯医者に通っていない理由として、
・暴れてしまいそう
・過去に暴れて行きづらくなった
・嫌がる、怖い
などがあげられています。
(参照:東京都福祉保健局「障害者歯科医療の推進に向けた調査報告書」p17) >
名古屋市港区の歯医者「くりさき歯科・こども歯科」では、さまざまな障害をお持ちの方を対象に障がい者歯科診療を行っています。
お子様の特性から歯科治療が難しいとお悩みの方も、歯医者に慣れて落ち着いて治療を受けられるような工夫を行っていますので、お気軽にご相談ください。駐車場もございますので、お車でもご来院いただけます。
土曜は14時まで診療しており(2024年3月現在)、歯科への通院が難しい方には「訪問歯科診療」も行っております。
24時間受け付け可能なWEB予約もご利用いただけます。