子どものおやつは第4の食事!管理栄養士が「歯に良いおやつ」をアドバイス
こんにちは。
名古屋市港区の「くりさき歯科・こども歯科」です。
お子様が大好きなおやつの時間は、楽しいひと時ですよね。
でも、おやつだからと甘いものやジュースをあげていませんか?
むし歯菌は甘いものが大好きですから、おやつでむし歯の原因をつくっているとしたら、残念なことです。
今回は、お子様にはどんなおやつがいいのか、また歯に良いおやつとはどんなものなのか、お話しします。
子どものおやつは第4の食事!
おやつは第4の食事といわれているくらい、お子様の成長には欠かせないものです。
ですから、3食の食事で足りていないエネルギーや栄養を、おやつで補うようにしましょう。
とくに、タンパク質・カルシウム・ビタミンなど、成長に欠かせない栄養素をおやつで摂れるといいですね。
歯に良いおやつにはなにがあるの?
では、栄養が摂れて歯に良いおやつの一例をご紹介しましょう。
●ヨーグルトやアイスクリームなどの乳製品
ヨーグルトやアイスクリームなどの乳製品には、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。
タンパク質は歯の土台作りには欠かせませんし、カルシウムは歯を丈夫にするうえで大切な栄養素です。
また、お口の中でサッと溶けてなくなりますから、糖分が長く残らないのはうれしいですね。
●バナナやリンゴなどのくだもの
くだものには、ビタミンやミネラルが多く含まれています。
とくに豊富なビタミンは、丈夫で健康なエナメル質を作るのに重要な役割を果たしてくれますよ。
また、リンゴに含まれているポリフェノールには殺菌成分があり、むし歯予防に効果があります。
●おにぎりやおせんべいなどエネルギーになるもの
おにぎりやおせんべいなどエネルギーになるものも、お子様の成長には欠かせません。
また、しっかり噛むことで唾液の分泌が増えると、むし歯になりにくくなる、集中力が増すなどうれしい効果も期待できます。
おやつの食べ方も大切です
お口の中に糖分が長く残っていると、むし歯になりやすくなります。
ダラダラと食べたり飲んだりしないように、決めた時刻にさっと食べられる量をあげるようにしてください。
また、食べたら歯を磨いたりお口をゆすいだりして、お口の中に糖分を残さないようにしましょう。
当院では管理栄養士が在籍しており、認定栄養ケア・ステーションとして栄養ケアの支援や指導を提供する活動をしております。
患者様お一人おひとりのニーズに合わせて食事指導も行いますので、お気軽にご相談ください。